シワだけじゃない! ボトックスの様々な効果
ボトックスができない人
ボトックスは本来とても毒性があります。多くの人に利用されていますが、なかには治療ができない人もいますから、注意しましょう。
最初に開発したのがアラガン社です。この会社の製品であるボトックスを使用するなら、18歳以下の人には使うことができません。18歳以上で65歳までの人だけに使うことが認められているからです。
体調や体質によって、ボトックスができない人もいます。医師の診断に任せて、できない場合にはあきらめるようにします。
ボツリヌス菌は食中毒の原因にもなり得るものです。一度、この菌による食中毒を発症しているという人は、できない場合があります。
妊娠中の人や授乳中の人も、治療が受けられません。この場合の安全性は確認されていないのです。
妊娠を予定しているという人も、避けるようにします。ボトックスを受ける前の数か月間は、妊娠しないようにしておきましょう。注入を受けたことがあり、そこで過敏症と診断された人は、再使用ができない場合があります。
さらに、重い病気として呼吸器系統に持病がある人も、ボトックスをすることができません。これは副作用が強く出る危険性が高いためです。
神経に作用するために、重症筋無力症や筋萎縮性側索硬化症の人も治療ができません。